クルージュ・ナポカからおはよう。
雨音で目が覚めた。
ハンガリールーマニアは1時間の時差があり、きのう時計の針を1時間進めた。
そのせいもあって、ハンガリーでは7時前には明るくなっていたのが、ルーマニアではまだ暗い。
7時半にしてようやく。
これからシクに住むカーロイさんを訪ねる。
出発までもう少し時間があるので、部屋でコーヒーを飲みながら日記を書いている。
この赤いノートは、前にシクのおばあちゃんから買ったスカート用の生地から作ったもの。
見せたら笑ってくれるかな?

刺しゅうの村でお買い物

オラデアからルーマニアに入り、黄葉を見ながらバスは進む。
青い秋の空に黄色がはえて、絵の中を走っているようだった。
小山に積み上がった干し草や遠くには羊の群れ。
馬車とすれ違い、本当にルーマニアにきたんだと思った。

途中下車してお買い物。
きのう民族衣装のブラウスやスカートを買った人がいて、それがうらやましくて衣装を探す人。
ベッドカバーねらいの人。
たくさんありすぎて困ってしまう。
もうすぐクルージュ・ナポカ。

米粒が恋しくて

charkha2009-10-12

クルージュ・ナポカからこんばんは。
1時に到着予定だったのが、結局5時前になった。
国道といえどほぼ一本道で、前を馬車が走ってたらスピードがだせないし、なにせのんびりしてるのでこんなもん。
予定より4時間遅れた私たちをずっと待っててくれたガイドさんの第一声は「おかげさまです」
たぶん「おつかれさまです?」

さっそくルーマニアのお金に両替して夕飯。
お昼ご飯を軽くにしたので、夜は中華で米粒を食べようと連れて行ってもらった。
テーブルごとに漢字が書かれたランプがあり「親睦」「信仰」「生活」と不思議な選択。
ひさしぶりの米と豆腐がおいしかった。
ビールも飲んでわけっこして1人500円ほど。
ではまた明日。

聖ミヒャエルの日の市

朝から雨が降ったり止んだり。
市の店の数は多いけど、お目当てはルーマニアから布ものを売りに来ているおばあちゃんたち。
雨だからか、見掛けないなと残念に思っていた。
休憩に入ったマクドナルドで、民族衣装を着たおばあちゃんが雨宿り中。
「シク、カロタセグ、ヒムゼッシュ」と、知ってる言葉を並べると、「イゲン(はい)」との返事。
雨が止むのを待って見せてもらった。
他のおばあちゃんやおじさんも、次々と手持ちの刺しゅうや織物を出してくれて、みんなでむらがって選んで買いまくった。

よかった〜おばあちゃんたちに会えて。
興奮さめやらぬまま、わいわい言いながらホテルに帰ってきたところ。